新卒で入職し、私も30代に突入し中堅クラスになってきました。世間ではホワイトだとかまったり高給だとか言われますが、実際のところはどうなんでしょう。コロナ禍でも大きく業界は変わりましたし、改めて大学職員になって良かったことをまとめてみます。
世間的には安定した仕事って言われてるよね!
そうだね。今回は色々な魅力をお伝えできたら嬉しいです。
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高給であること
包み隠さず言えば、私の職場は高給の部類に入ります。確かに業界的には厳しい将来が待っていますが、所在によってもその危機感は大きく異なることでしょう。都内中堅私大である私の所属先では、当面は問題ないと考えています。
でもいつまでも安心な訳じゃないよね?
うん。給与体系にも一度メスが入ったよ。
大学の給与体系は年功序列なので、民間企業ほど大きく変動することはありません。しかし、時代に合わせて給与表を変えることは人事戦略上必要なことですので、志願者数や時代の潮流の変化に対応しさえすれば良いと考えています。
参考までに厚生労働省の調査をまとめた記事から抜粋しました。
調査結果では、全体の年収の平均が、30代前半は約400万円、30代後半は約430万円となっています。
この金額は給与のみの数字みたいだよ。
100万円(約三ヶ月分)を上乗せすると500万円ぐらいかな?
別の記事でもご紹介いたしましたが、私の年収は大体630万円ほどです。感覚的な話で申し訳ないですが、都内の中堅私大であれば、30歳で600万円というのが相場だと思います。
大学によって給与額は大きく異なる
ご参考まで
待遇・充実した福利厚生
これも大きなメリットです。 育児休業や介護休業などの休業制度、有給休暇の取得率や私学事業団の福利厚生制度など働きやすくするための福利厚生が非常に充実しています。
最近は男性の育休取得も推奨されているね!
そうそう。私も取得しようと考えているよ。
大学の健康保険や厚生年金で日本私立学校振興・共済事業団に加入している場合には、保養所や各種割引を使用できます。
その他、大学が大手企業との繋がりがある場合に、その企業やグループの福利厚生を使うこともできるようです。
さらにライフワークバランスが良いということは、趣味や勉強に十分な時間を割くことも可能であるということです。昨年は私も副業に精を出してみたり、資格取得に向けて勉強に励んでみたりと、充実した毎日を過ごしています。
自分の時間を十分持てる
安定した業界
何よりも心の安定に繋がっているのは、業界自体が安定しているということです。
厳しい未来が待っているんじゃないの?
確かにそうですが、教育事業というのはある意味、社会インフラなので、他業種と比較しても安定していると言えます。だからこそ、文科省から補助金が出ている訳ですし、新卒一括採用主義の日本における学位の意義もあるということです。
いくら厳しい時代になっても、業界自体の安定感は変わらないんじゃないかな?
なるほど!どんな世の中になっても教育事業がなくなりはしないもんね!
教育事業はなくならない
まとめ
こうしてみると、やっぱり働きやすい職場だね!
人間関係も大学業界だけが悪いものではないしね。
よく見かけるデメリットも大学職員ならではっていうのも少ない気がする!
そうなんだよ。むしろ、高待遇なことに間違いはないから、良い面を評価すべきではないかな。