コロナ禍をきっかけに世の中が合理化・効率化するようになりました。今まで「なぜかあった仕事」や「よくわからない手続き」といったものが一気に淘汰され、ただ出社しているだけのような、いわゆる「働かないおじさん(おばさん)」が露わになってしまいました。こうした存在は大学にも存在していますが、大学職員を目指す皆さんは決して、このようにはならないでください(切なる願い)!
いつも喫煙所にいるおじさんのことかな?
そういう人もいるね、ただコロナ禍で一気に居場所を失った感じがするね。
ほとんどが自大学出身者
やや偏見かもしれないのでご注意ください。昔の大学職員はあまり知られていない職業だったこともあり、母校を卒業したまま就職する人たちがほとんどでした。中には部活動や委員会などでしっかり活動し、将来を嘱望されて職員になった人もいるでしょうが、多くの人はそうではありません。
え、こんなに待遇が良いのに?!
昔はそこまで良くなかったんだよ。公務員もそうでしょ。
そんな訳で、昔の名残を感じる大先輩の方々は今の学生獲得競争にはない時代を生きてきていたため、良く言えば牧歌的に日々を過ごしているのです。
のんびりしている人たちの正体
人間関係に疲れた人
もしかすると人間関係で心を病んでしまった人かもしれません。大学職員は古い組織文化の中で狭い人間関係を形成しています。こうした人間関係や組織文化に嫌気が差してしまった人もいらっしゃいます。気持ちとしては非常によくわかりますね…。
人事異動があるじゃん!
キャンパスが一つだったりするとそもそも40年間同じ場所で働くことになるんだよ。
大きな大学や中学校、高校を併設している学校法人では物理的に別の場所で勤務をすることもできます。場合によっては、気分転換のために休職者を配置転換することもあります。
心を病んだ人たちの可能性も
肩身は狭くなる
ここまで上げた以外にも様々な理由を持つ「働かないおじさん(おばさん)」が大学にはいます。他の組織でも同じかもしれません。しかし、コロナ禍によって合理化・効率化の時代を迎え、こうした人たちの肩身はますます狭くなっていると言わざるを得ません。
かわいそうな理由の人もいるのにね。
それはそうだね。
そうは言っても、組織は病院ではないので、みんなで成果を上げなければいけないものです。他人に無関心である必要はありませんし、現在でも多くの大学で本当に困っている人には助け合いの精神で仕事に取り組んでいることと思います。
しかし一方で、組織にぶら下がるだけの人材がいるのは確かです。今は良くても、時代が許さなくなっていくでしょうから、私も肝に銘じて今日よりも明日に生きる人材になろうと思います。
明日は我が身
まとめ
こういう人たちも昔は仕事をしていたのかなあ。
そうだと思うよ。ただ仕事の仕方も、評価のされ方も変わってしまったんだよ。
その変化に対応できなかったということかな。
うん、だから常に自分をアップデートさせる必要があるんだ。