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【100万円超?】大学職員のボーナスはどのぐらいもらえる?

ボーナス、なんとも良い響きですね。民間企業などでは業績に応じて支給されるものですが、大学職員ではどのようにもらえるのでしょうか。こちらでは、大学職員のボーナス事情についてお話していきます。

ボーナスって賞与のこと?

そうだよ。労働の対価である給与とは違い、文字どおりボーナスとしてもらえるものだね。

3ヶ月〜6ヶ月分はもらえる

私は人事部で勤務しているので、色々な大学の待遇というものはある程度把握しているつもりです。完全に内輪ネタですが、日本私立大学連盟が行う「教職員待遇状況調査」というものです(わかる人いるのかな…)。

そこからわかる賞与の支給率は大体3ヶ月〜6ヶ月というものですね。中小企業では寸志として数万円というものを考慮すると大企業並みのボーナスをもらえることがわかります。

月給×3ヶ月分とかがもらえるってこと?

厳密には、月給の中に含まれている手当とかが除外されることもあるから、純粋な掛け算ではないよ。

また、ボーナスには夏と冬の2回ありますので、合計で○ヶ月分ということになります。例えば私は30代になってからは冬のボーナスが100万円を超えましたね。

結構な額がもらえる

 

一律での支給

これも「教職員待遇状況調査」からの出典ですが、人件費抑制で賞与改革を行った大学などでは一律部分を持つ支給方法を取るところもあります。

一律5万円とかかな?

うん、月給ベースだと年齢構成によって金額が膨らんでいくからね。

さらにハイブリッドで支給されているケースもあり、「3ヶ月+20万円」といったようなケースも見られます。また、大学によっては「入試手当」として年度末に入試の結果に応じた3つ目のボーナスが存在するところもあったりします。これは民間企業同様に業績に応じたものと言えるかもしれません。

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月数+一律のパターンも

 

大学職員のメリット

私が最も主張したいのはこの点ですね。冒頭でも書きましたが、本来ボーナスというのは業績に応じてもらうことのできるものです。すなわち、売上が芳しくなかったりすると前年よりももらえる金額が少なくなったり、悪くするともらえないこともあるのです。

しかし、大学の場合には安定した学納金(学費)収入があるため、よほど志願者数が一気に減少するなどがない限り賞与の支給率は一定です。私の大学も入植してからずっと6カ月弱のボーナスを支給してくれています。コロナ禍などで業績が苦しくなった企業がたくさんある一方で、こうした安定性は大学職員の非常に魅力的なポイントですね。

本当にありがたい

 

まとめ

大学職員って本当に恵まれているんだね。

そうだね、でも公益性の高い仕事であるという責任感は忘れちゃいけないよ。

ボーナスの出所は学費だもんね!

そういうこと。あぐらをかくことなくこれからも大学を支えていこうね。