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コロナ禍で社内文化が変わった話

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コロナ禍で大学業界は大きく変わりました。それは大学に限らず、他の会社さんもそうでしょうが、古い組織文化や仕事の仕方まで多くのことが変化しました。こちらではコロナ禍がもたらした変化について記載していきます。

授業の形も変わったよね。

世間一般でもコロナ禍がリモートワークなどの働き方改革が大きく進んだと言われているよ。

 

テレワーク可能に

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大学は紙文化です。50ページほどもある会議資料を始め、記録に残すものは基本的に全て紙でした。効率云々ではなく、大事だから、捨てられないからという理由です。なんというか…。

頭悪そう

こら!!

合理性・論理性というものは組織に存在せず、権威主義一辺倒の、要するに古臭い文化が蔓延していたのです。

 

しかしコロナ禍はその文化を一気に変えました。

テレワークしなければならない状況が、紙からデータへと強制的に移行させ、学内の煩雑な手続きも大いに簡略化されることとなりました。

会議もWEBで実施できるようになり、資料印刷の手間が省けたばかりか、印刷後の上長による謎の校正(そして再印刷となる)、雑談がなくなったことによる会議時間の短縮など非常に多くの改善がなされました。

 

紙文化の廃止

 

時間外業務が大幅に減少

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いかにこれまで訳のわからない仕事をしていたか、という現れのように思います。これまでは上述のとおり、会議資料の作成や印刷、書類の整理など紙であるからこその不必要な仕事が多く存在していました。さらにデータ化したことにより、当たり前ですが検索機能を使えるようになったので、必要なものをすぐに取り出すことができるようにもなったのですう。

民間企業では一般的な内容だね…。

それほど大学業界は遅れていたんだよ。

さらに、学生との面談がオンラインでできるようになったことやガイダンスをオンデマンド配信できるようになったことで、学生サービスの利便性も大いに向上しました。これらも最初は慣れないものだったとしても、中長期的に見ればかなり効率化が図られています。

 

学内がICT化した

 

適応できない層が去った

申し訳ないですが、個人的にはコロナ禍が組織に与えた最大の利益はこれだと思っています。通常の定年退職に加えて、早期退職制度を利用した選択定年や依願退職で多くの人が去っていきました。これまでの働き方ができないばかりか、コロナ禍における合理化の多くは若手中堅が原動力になったことから、自身の限界を感じたのでしょう。

大学を支えた先輩たちが去ったのは寂しいことだけど…

まぁでもこのまま居ても本人たちにとっても辛かったかもしれないよ。

正直、大学業界は厳しい状況に陥っていますので、報酬に見合わない働きをする人を抱えておくほど余裕はありません。民間企業ほどリストラをする文化もありませんし、再就職先を見つけられるほど事務職というのは強くないのです。

その中にあって、コロナ禍という外圧によって、業務の効率化や人件費の削減に結びついたことは業界全体にとっても大きな救いであったと感じます。

とはいえ、学生たちには多大な心配をかけて不便な思いをさせてしまっていますので、新たなサービスをきちんと提供していかなければならないことに代わりはありません。

 

大学自体スリム化へ

 

まとめ

コロナウイルスで大学業界も大きく変わったんだね。

今回は働く側の観点で書いてみたけど、かなり働きやすくなったね。

今まで大学職員のデメリットとされていたものも改善されたんだね!

そのとおり。無駄なことに力を割かなくて良くなった分、しっかり学生に還元していこう。

 

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