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大学職員徹底攻略!【役職者面接編(部長級)】


大学職員の選考もWEB面接がかなり普及してきました。しかしながら、選考が進むにつれ役職が上の方との対面での面接が入ってくると思います。どれだけリモートが当たり前になろうともこれだけは今後も変わらないと思います(特に大学では)ので、今回は対面で実施される役職者面接編(部長級)としてお届けいたします。

部長級って50代ぐらいのおじさんかな?

言葉は選んで欲しいけど、そのぐらいの人たちだね。

一貫したアピールを

既に書類選考や若手、人事担当者などの面接を経て採用選考も後半に突入していると思われます。大学側も経営層の面接の段階に入っており、より人柄や考え方、組織との親和性について判断しようと必死です。そこで注意していただきたいのが、これまで主張していた内容と異なることは絶対に言ってはいけません。

「国際交流やりたい」ってESに書いたのに、面接では「経理やりたいです」みたいなこと?

そうだね。経営層になると、応募者の配置や育成プランなんかも考えるはずだから、一貫してやりたいことをアピールしよう。

また、やりたい仕事や興味のある分野だけでなく、志望動機やなぜその大学が良いのか、といった点についても勿論ブレてはいけません。選考が進むにつれて、「あ、スポーツ強いんだ」「意外と学生行事面白いな」と気づいたとしても、メインの志望動機をすり替えるのではなく、サブウェポンとして引き出しにしまって置くぐらいの余裕が必要です。

これまで話したことを整理しよう!

 

現状・未来で語る

言うは易し行うは難しかもしれません。ここまで残っているということは、おそらく大学調べも業界調べもしっかりできており、面接で伝える内容にも一貫性があるからこそだと思います。そして、役職者面接で中心になる話題は、現在の大学の状況(=課題)とそれをどう解決していくか、どう進んでいくか(=未来)ということになるでしょう。ここまで色々と調べてきて情報は断片的に掴んでいるかもしれません。しかし、より志望大学の目線に立って語るために今一度情報を整理することをオススメします。

話したいことがいっぱいあるよー。

そこも要注意だよ。時間は限られれているから要点だけを話そうね。

場合によっては、「これだけ調べました!」という姿勢でたくさん話したい人がいるかもしれません。しかしビジネスの場において、話題でもないことを冗長に話し続けることはマイナスでしかないのです。確かに学生なので大目に見てもらえるかもしれませんが、端的に要点を伝えることで、面接時間を有効に活用することもできます。

端的に要点だけを伝えよう!

 

最低限のマナーを復習しよう

ここにきて基本的な内容で恐縮ですが、改めてマナーの振り返りをしておきましょう。これまでのWEB面接ではあまり見られてこなかったでしょうし、集団面接等でも甘めに付けてもらえてきたかもしれません。しかし今回皆さんが面接をするのは、平成を生き抜いてきた(昭和感のある)名うての面接官たちです。ネクタイは曲がっていませんか?席につくタイミングはいつですか?笑顔でハキハキ話す練習はしましたか?

何を話すか調べたり考えたりすることに時間を使っているからこそ、見落としがちになってしまいます。当日朝に慌てることがないよう、前日に準備(特にシャツ!)をしておきましょう。

面接練習をしてみよう!

 

まとめ

緊張するなー。ちゃんと話せるかな。

色々伝えてきたけど、やっぱり素の自分を見せることが一番大切だね。

それは入ってから苦労しちゃうから?

それもあるし、面接官も「あーこの子、作ってるな」っていうのはわかっちゃうからね。