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【職場選び】志願者数は複数年で見ろ!

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読売新聞で「私大ほぼ半数が定員割れ」という記事が出ました。私立大学にとって、学生納付金はメインの収入源であり、大学職員を目指している方や、入職して間もない方など気になるニュースではないでしょうか。しかし落ち着いてください。今回は志願者数に関して記載していきます。

定員割れしてしまうと収入が減るよね?

確かにそうなんだけど、単年で判断するのは早計だよ!

 

 

ニュース記事から

まずは当該ニュースを引用します。

 

 私立大学の今春の入学定員充足率が全体で初めて100%を下回ったことが28日、日本私立学校振興・共済事業団の調査でわかった。定員割れとなった大学の割合は、ほぼ半数となった。18歳人口の減少が主な原因とみられ、今後、大学経営はさらに厳しさを増すとみられる。

(中略)

 他の要因には、新型コロナウイルスの影響による外国人留学生の入国制限文科省による都市部を中心とする大学への定員厳格化などが挙げられる。

(引用:読売新聞オンライン)

news.yahoo.co.jp

 

ええ!私大の半分も定員割れなんて…

確かに志願者数は私大の経営に直接関わる問題ではあるよね。

かなりのインパクトある数字が出てきましたが、これは単に18歳人口の減少だけが原因ではありません。もっと言えば、単年の入試結果で一喜一憂するべき問題ではありませんので、要点について次項から説明いたします。

 

入試結果は複数年で見るべし!

 

隔年現象

入試部ではお馴染みのこの言葉「隔年現象」とは、志願者数は隔年でジグザグに推移するというものです。今年の倍率が高いと翌年は下がり、翌々年には回復するという現象ですが、なぜそのようなことが起きると思いますか?

志望校の倍率を調べた時に思ったより高い時、どう考える?

うーん。第二志望に切り替えるかな?

大学受験を経験された方ならこの気持ちは十分に理解できるのではないでしょうか。特に第一志望は挑戦校である場合が多いので、自信のない方はランクを下げたり、同大学の違う学部に絞って対策をするなどご経験ありませんか?

これこそが隔年現象の正体です。大学にとっても志願者が多く集まることは喜ばしいことなのですが、一方で高い倍率を前に尻込みする層も一定数いるため、翌年の入試では志願者が下がる覚悟をしているのです。

そうすると、逆も然りですよね。「あれ?この大学、思ったより倍率低いんだな」と判断し、ワンランク上の大学に受験する方も出てくる訳です。

 

適正倍率を見定めることが重要

 

複数年(目安5年程度)での志願者減は要注意!

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隔年現象を知ると、少し安心できますよね。だからと言ってあぐらをかくわけにはいきません。18歳人口の減少により、隔年でジグザグしながらも緩やかに減少傾向にあることが通常ではありますが、その角度が甘い、あるいは毎年減少し続けている場合には要注意です。

毎年減るのはマズイってわかるけど、5年というのは意味があるのかな。

大学は普通4年サイクルで動いているからね。

そう、5年が一つの目安となるのは、4年でサイクルが終わり、その結果(就職者数等)の実績が如実に現れるタイミングだからです。

こうなってくると受験生にとっても魅力的には映りませんし、何よりテコ入れは相当な労力を要します。学部改組や学科開設、カリキュラムの大幅な変更など余程のことがない限り回復は難しいと言っても良いでしょう。

 

5年を目安に志願者数を確認!

 

まとめ

なるほどー。単年ではあまり判断の根拠にはならないんだね。

もちろん、定員割れはしていない方がいいけど、様々な要因が複雑に絡み合っているからね。

どんな要因があるの?

それについては別の記事で紹介するね!

 

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