そろそろ大学職員の就職活動戦線も始まる時期になってきましたね。このブログをご覧いただいている方の多く(いや、全て)が大学職員を志している方だと思いますので、気になる志望動機について、注意点を中心にご紹介していこうと思います。
志望動機が思いつかないな〜。
最初は思い浮かばないよね。ここではNG集を紹介するね。
大学への強い思いは大前提
これは面接官にとっては非常にあるあるなものになります。皆さんにとっては悩ましいものかと思いますが、最重要と言っても過言ではないことなので最初にお伝えしておきます。
というのも、就職活動全般に言えることではあるのですが、その組織への思いは大前提で当たり前のことだからです。特にご自身の大学を受ける際には、よくよくご注意いただきたいことでもあり、「この大学が好きだから!!」というのは正直申し上げて、そうですかとしか思えません。
下手をすれば「お客さんに満足していただけて良かった」という感想で終わってしまう可能性もあります。考えてみれば、どこが自分にとって魅力的なのか、そこで自分はどう活躍できるのかということが大事であり、それを伝える場が就職活動なのです。
情熱は他の手段で伝える!
公益性アピールは弱い
私も散々合説などでは、公益性の高さや社会的意義の重要性を語りますが、「これは得たり」とキーワードそのままに展開するのは好ましくありません。お分かりのとおり、公益性の高い仕事は他にゴマンとあり、「それって大学じゃなきゃダメなの?」とすぐさま突っ込まれてしまいます。浅い志望動機を伝えるというのは、言わない方が良かったぐらいの下手を打つのと同じです。
同じ教育業界であれば教員や学習塾、業種的には公務員や団体職員など、ここに挙げるだけでも多岐に渡りますので、必ず『大学でなければダメ』な理由を考えましょう。
どんな仕事も世のため人のため
縁の下の力持ち
これは意外かもしれません。最もあるあるな志望動機をご紹介すると以下のようなものです。
私は学生時代、職員の方に支えられ有意義な学生生活を送りました。そのため今度は職員となって学生たちを支える縁の下の力持ちになりたいです。
ぶっちゃけ何百枚も見てき過ぎたため、この文言の時点で「またか・・・」と思ってしまいます(一生懸命書いてくださった方には申し訳ありませんが)。
何がダメかというと2つあり、一つ目は安易すぎることです。「大学が好きです」と同じく、だからどう支えてくれるんだ?という踏み込んだ話ができないとなると、こちらも判断のしようもなく、もっと言えば汎用的な理由すぎて志望度の高さが窺えません。もう一つは、今後の大学職員は縁の下の力持ちではなく、大学が業界内で生き残るための力強さや多様性が必要です。そのため、サポータータイプはどの大学でもこうしたタイプはやや評価が下振れするように感じています。
潤滑油ではなくガソリンが欲しい
まとめ
結構アウトなラインがあるんだね…。
こちらも選別しなければいけないかr、表面的ないけないから理由ではどうしても厳しいよね。
もう少し業界研究をしてから考えてみようかな!
人の言葉ではなく、自分で考えるということが何より大切だね。