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絶対NG!!大学職員の採用選考で気をつけるべきこと

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安定していて高収入の大学職員人気が高まっています。

今回は、大学職員の採用選考で気をつけるべきことをお話いたします。私は人事部で採用選考を何度も経験しているので、根拠も併せてご紹介していきますね。

 

NGワードってことかな?

そうだね。それに加えて、考え方なども説明するつもりだよ。

 

 

待遇ばかり聞くのはNG!

気になるのはわかります。しかし、これは絶対にNGです。むしろ他の企業などでも敬遠されるポイントと言えるかもしれませんね。

 

待遇って、休日数とか残業とかのことかな?

 

そうです。

確かに働いていく上で、毎月の残業時間はどれぐらいなのか、年間休日は求人票どおりの日数がきちんと確保されているのか、など「本当にこの職場に就職して大丈夫か?」という意味でも気になる質問だと思います。

多少質問する分にはまだ良いですが、仕事のやりがいや業務内容の質問もなく、待遇の質問ばかりをする応募者は次の選考には呼びません。

 

お見合いに置き換えて考えた時に、「年収は?」とか「親の面倒見てくれる?」とかばかり聞かれたら次の展開はありませんよね。それと同じです。

 

露骨に待遇の話ばかりしてはいけません

 

独りよがりな思考はNG! 

抽象的な言い方ですが、例えば”自己PR”や”これまで頑張ったこと”などのエピソードで、良い結果を出す代わりに他者への思いやりが欠けていることが窺える場合などが該当します。

 

半沢直樹に出てくる悪役みたいな人のことか。

確かにイメージしやすいね(笑)大学職員は結果も大事だけど、人柄や考え方ももっと大事なんだよ。

 

教育という公益性の高い仕事に従事することになりますので、独りよがりな疑いのある人は除かれてしまう傾向が強くあります。

上述の例は極端としても、協調性がないと思われたり、協働力(力を合わせて取り組む力)がないと判断された場合にも当てはまります。

 

ベタですが、思いやりは大事です

 

志望度が見えない人もNG!

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これは選考が進んだ最後の段階の時に、誰に内定を出すか、という時の話になります。

選考が進んで残った人というのは、能力や適性は問題なく、人柄も申し分ない。さらには大学との親和性も高そうだという総合的な判断で残った人たちです。

大学の業界研究もしっかりできていますし、今後の大学業界がどう変化していくべきかという自身の考えもきちんと持っている素晴らしい人材です。

 

そんなにすごい人材なら全く問題ないじゃん!

ところがそうでもないんだよ。逆に内定出ないこともあり得るんだ。

 

しかし、その素晴らしい人材から、「この大学じゃなきゃだめだ」「ここで働きたいんだ」という強い思いがない、あるいは感じられない場合には敬遠してしまいます。

 

そんなことあるの?

 

実は結構あるんですよね。

おそらく就職活動が得意な方なのかもしれません。さらに、器用で頭の回転も早いので、どんな仕事についても結果を出せるような優秀な人材なのだと思います。

 

大学とは、メガバンクや大手商社のように「100人採用して半分残ればいいや」といった採用計画をしていません(語弊のある言い方はご容赦ください)。

むしろ、若干名しか採用できないために、あらゆる材料を限界まで考えて内定者を選び出します。

その時に、「応募者の本気」が伝わらない場合には、いくら優秀でも内定を出すことはありません。

 

これもベタですが、最後は思いの強さ

 

まとめ

NGワードや考え方について何となくわかった気がする!

それでもタイミングやその時の採用担当者など、色々な要素があるから採用は難しいよね。

セオリーはあるけど、理屈じゃないのかもしれないね。

そうだね。本当に最後はご縁だと感じるよ。

 

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