大学の人事屋さん

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わかりやすく大学職員と大学教員の関係性を解説します!

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大学で働く上で重要なキーワードの一つが”教職協働”です。

教員と職員が一緒になって、大学を運営するということを指していますが、今回は少し違った目線で大学職員と大学教員の関係性についてお話してみます。

 

大学職員の仕事って幅広いんだよね?だからわかりづらいのかな?

そうかもしれないね。だからこそ、今回は全体像をつかんでもらおうと思うよ!

 

 

ショッピングセンターの例え

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わかりやすく、イオンやパルコなどのショッピングセンターで例えてみましょう。

ブランド物や量販店、レストラン、ゲームセンター、日用品などあらゆる物が揃っているショッピングセンターは我々に欠かせない存在となっていますよね。

 

何でも揃ってて便利だよね!でもそれを大学に例えるって流石に無理があるんじゃない?

まぁまぁ。続きを読んでみて!

 

ショッピングセンターはイオンやパルコなどの会社(以下、「デベロッパー」)が運営していますが、中に入っているテナントはブランド店などの各企業がスペースを借りていますよね。

これを大学に置き換えてみると非常にわかりやすいです。

つまり、テナントが「大学教員」でイオンやパルコなどのデベロッパーが「大学職員」だという訳です。

 

お客さんが好きなブランドや美味しい食事を提供するレストラン、楽しいゲームセンターなどに集まって来るのと同じように、学生はその大学で学べるカリキュラムや独自のプログラム、留学制度などに魅力を感じて入学するということですね。

 

大学職員はデベロッパー

 

大学教員の仕事とは?

テナントたる大学教員は、そもそも研究者である方々です。各分野の研究と学生に授業を行うことが仕事となっていますが、これをテナントで例えるなら、どうなるでしょうか。

 

楽しい授業をしたり、実習をしたりすることかな?

そうだね。難しく言えば、魅力ある教育サービスを実施することだね。

 

かつての大学での授業といえば、大教室で教員が一方的に話をするものが多かったですが、現在においては双方向性かつ実学的(インターンシップや実習系含む)な教育サービスが実施されるようになりました。

「日本唯一の○○学部」や「充実した実務家教員による授業」が宣伝されているように、学生が集まるような魅力ある授業を実施する役目を担っているのが大学教員といえます。

 

理系大学では有名企業とのコネクションやニッチな専門領域も魅力と言えるね。

 

ショッピングセンターでは、素敵な商品を販売するテナントにお客さんが集まるのと同じですね。

 

大学教員は魅力ある教育サービスを実施

 

じゃあ大学職員は?

 

デベロッパーである大学職員は、やっぱり地味な仕事なのかな?

そんなことないよ。ここからはデベロッパーの役割と交えて話して行くね。

 

事務職ということもあって、地味な仕事だと思われがちな大学職員ですが、そんなことはありません。確かに学事歴は決まっているので、季節的な業務に追われることも事実ではあります。

しかし、ショッピングセンターにおけるイオンやパルコで働いている人が退屈そうに見えますか?大学職員も同じです。

 

どういうこと?

 

イオンやパルコはより多くのお客さんに足を運んでもらい、そして満足して帰っていただくことを仕事にしていますよね。

これと同じで、大学職員に課された最重要の使命は、「魅力ある大学を作ること」なのです。

魅力ある大学に学生は集まり、そして良質な教育プログラムを施すことによって有為な人材に育て上げ、世の中に輩出していく。これこそ大学の社会的責務と言えます。

大学職員は直接教育サービスを実施する役割ではありません。

しかしながら、大学が何を求められているのか、学生に需要のあるサービスは何か、現在の強みは何か、といったことを総合して今後の方向性を決めていく舵取りを行うことは大学職員の業務となります。

もちろん学長以下の教員とも協力しつつ進めていくことではありますが、上述のように、先生方とは各分野の専門家であり、大学運営のプロではありません。すなわち大学運営のハンドリングを大学職員がどれだけしっかり握っていけるかにかかっていると言っても過言ではないのです。

 

大学職員が大学の舵取りを担う

 

まとめ

大学職員ってすごく重要な任務があるんだね。

そうなんだよ。ここまで聞くと、地味な仕事だとは思わないでしょ?

うん!日本の教育を支える大切な仕事なんだと感じたよ!

これからも学生のために先生たちと力を合わせて頑張っていこう!